私が今いる薬業界でもも新しい薬が次々と開発され、日々勉強を欠くわけにはいきません。
私が学生の頃、習った薬のほとんどは現在使われていませんからね。
しかしながら年齢を重ねるごとに記憶力が低下していくのも事実。
ましては私にはアメリカ移住なんていう目標があるから英語も覚えなければなりません。
実は私は大学院で記憶の研究をしておりました。
脳のメカニズムはとても興味深く、知れば知るほど脳の不思議さについて思い知らされたものです。
私の記憶法
私は学生の頃から記憶力が良いと友人に言われていました。
「どういうふうにして覚えているんだ?」と。
私はいつも絵を連想していました。
その当時は意識していませんでしたが右脳を使っていたんですね。
「クロ」という猫を飼っていたのですが、クロを思い浮かべながら、クロがプロの魔人になって精神科医をしている姿を連想して「クロルプロマジン」は精神安定剤だと、こんなふうに覚えていましたね。
これって多くの人もこのように何かに変換して覚えているのではないでしょうか。
それと私は教科書に線を引いたりノートに書くようなことはしませんでした。
それにすべて想像しながら覚えました。
β-ラクタム系にはペニシリン系とセフェム系があり、、と抗議している自分を頭に浮かべていましたね。
これも「インプットしたものはアウトプットすることによって記憶に残りやすい」というメカニズムを知らないまま勉強していましたね。
思えば効率の良い記憶法を使っていたのですね。
あと一つは繰り返し法です。
これは友人の記憶法をパクりました 笑
「リン酸ジヒドロコデイン」「マレイン酸クロルフェニラミン」という聞きなれない名前を呪文のように唱えていました。
小林克也さんも英文を覚えるためにもこの方法を提案されていますね。
記憶を高めるトレーニング
英語の勉強法に「1単語1秒」というものがあります。
一つの単語を覚えるために1秒以上かけないというものです。
連想する習慣を
「風が吹けば桶屋が儲かる」という話も飛躍された連想が繋がりますよね。悪いほうに考えるのではなく良いほうに考える習慣を持つことが大切です。
記憶力と食べ物
脳はブドウ糖をエネルギー源としています。
ですからブドウ糖不足になると記憶力が低下します。
炭水化物はブドウ糖の宝庫ですので多くの記憶を必要としているときは米やイモ類、パンなどの炭水化物が適しています。
私が薬局を経営していたころ学生にレシチンがよく売れていました。
確かにレシチンは脳の神経伝達物質に関与していますのでよく覚えられたのかもしれませんね。
レシチンは大豆製品やナッツ類に多く含まれています。
まとめ
年齢を重ねると記憶力が低下したり物忘れがひどくなったりしますよね。
でも日頃のトレーニングで回復させることも可能です。
それとストレスを抱えない、抱えてしまったらどこかで発散する、規則正しい生活を送る、前向きに考える工夫をする、という大原則は必須です。
いつまでも物忘れをしない若々しく毎日を過ごしたいものですね。
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